BNT-791W(2GB) 第4次ロットが届きました。
シンガポールの "Google TC サミット 2017" から帰ってきたら BLUEDOT社の BNT-791W(2GB) 第4次ロット分が届いてました。
さて BNT-791Wは Android 6.0なので、SDカードの内部ストレージ化に対応してます。
しかし、SDカードとの相性で不安定な動作をすることがあったらしいので、BLUEDOTさんでは安全性を重視して標準機能では設定できないようにカスタマイズしているそうです。
でも、Androidのデバッグコマンド ADBを用いるとSDカードの内部ストレージ化は可能ですので、早速 32GBのSDカードを内部ストレージ化してみました。
手順1: ADBコマンドの入手
Windowsで動く ADBコマンドを入手してフォルダに展開してください。
コマンドプロンプトを開き、cdコマンドでそのフォルダに移動します。
手順2: BNT-791Wを ADBでデバッグ可能にする
設定 → 開発者向けオプションを有効化する
開発者向けオプション → USBデバッグを有効にする
手順3: デバイスドライバのインストール
私は Windows7 (32bit)に接続しましたが BNT-791Wを接続するとデバイスドライバ "Android Composit ADB Interface" が自動的にインストールされました。
(もしかすると事前に 設定 → USB設定の選択を PTPに変更しておくといいかも、私の場合は デフォルトの MTPのままだとデバイスドライバのインストールがうまくいきませんでした)
手順4: ADBコマンドでSDカードの設定を行う
手順1でコマンドプロンプトを開いていると思いますので、
adb start-server をでデバッグを開始する → BNT-791W側でデバッグ許可のプロンプトが表示される → デバッグを許可する
adb shell でデバッグを開始 → sm list-disks でSDカードのDISK番号を確認 → sm partition disk:179,128 mixed 50 でSDカードの半分を内部ストレージ化、残りの半分を外部ストレージ化する
exit で shellを終了する
最後に adb kill-serverでデバッガを終了させる
コマンドプロンプトを開いてからの具体的なコマンドの手順はこんな感じになります。
以上、検証をしながらの作業でしたが10分ぐらいで BNT-791Wの内部ストレージ化が成功しました。
尚、SDカードを内部ストレージ化するときにSDカードが初期化されるので注意してください。
それと、SDカードの内部ストレージ化は BLUEDOT社が正式にサポートしているわけではないので、設定作業や内部ストレージ化に関連するトラブルについては自己責任での対応をお願いします。
参考:
【追記】 2017/10/05
いろいろやってみて判ったことの追記です。
まず、SDカードを内部ストレージ化すると、SDカード側へのアプリの移動が可能になりました。(設定 → アプリ → 個々のアプリの画面から)
しかし、正常にインストールできるものの起動できないアプリがあることも判りました。(アプリを本体側に置いても SD側に置いても起動しない)
SDカードのスピードが遅いせいかと思って UHS-I (48MB/s)のSDカードから UHS-I(U3) (90MB/s)のSDカードに切り替えてみましたが、今度は SDカードの内部ストレージ部分の認識が不安定になりました。
なので、UHS-I(U3)については本体と相性が悪いと思います。
ということで、現時点では本体のストレージに余裕があるので、SDカードの内部ストレージ化は止めて標準の状態で BNT-791W(2GB)を利用することにしました。
以上、人柱としてみなさんの参考になれば幸いです。
さて BNT-791Wは Android 6.0なので、SDカードの内部ストレージ化に対応してます。
しかし、SDカードとの相性で不安定な動作をすることがあったらしいので、BLUEDOTさんでは安全性を重視して標準機能では設定できないようにカスタマイズしているそうです。
でも、Androidのデバッグコマンド ADBを用いるとSDカードの内部ストレージ化は可能ですので、早速 32GBのSDカードを内部ストレージ化してみました。
手順1: ADBコマンドの入手
Windowsで動く ADBコマンドを入手してフォルダに展開してください。
コマンドプロンプトを開き、cdコマンドでそのフォルダに移動します。
手順2: BNT-791Wを ADBでデバッグ可能にする
設定 → 開発者向けオプションを有効化する
開発者向けオプション → USBデバッグを有効にする
手順3: デバイスドライバのインストール
私は Windows7 (32bit)に接続しましたが BNT-791Wを接続するとデバイスドライバ "Android Composit ADB Interface" が自動的にインストールされました。
(もしかすると事前に 設定 → USB設定の選択を PTPに変更しておくといいかも、私の場合は デフォルトの MTPのままだとデバイスドライバのインストールがうまくいきませんでした)
手順4: ADBコマンドでSDカードの設定を行う
手順1でコマンドプロンプトを開いていると思いますので、
adb start-server をでデバッグを開始する → BNT-791W側でデバッグ許可のプロンプトが表示される → デバッグを許可する
adb shell でデバッグを開始 → sm list-disks でSDカードのDISK番号を確認 → sm partition disk:179,128 mixed 50 でSDカードの半分を内部ストレージ化、残りの半分を外部ストレージ化する
exit で shellを終了する
最後に adb kill-serverでデバッガを終了させる
コマンドプロンプトを開いてからの具体的なコマンドの手順はこんな感じになります。
C:\
C:\cd C:\tools\android-platform-tools
C:\tools\android-platform-tools>adb start-server
* daemon not running. starting it now at tcp:5037 *
* daemon started successfully *
C:\tools\android-platform-tools>adb shell
shell@hiteq8163_ce:/ $ sm list-disks
disk:179,128
shell@hiteq8163_ce:/ $ sm partition disk:179,128 mixed 50
shell@hiteq8163_ce:/ $ exit
C:\tools\android-platform-tools>adb kill-server
以上、検証をしながらの作業でしたが10分ぐらいで BNT-791Wの内部ストレージ化が成功しました。
尚、SDカードを内部ストレージ化するときにSDカードが初期化されるので注意してください。
それと、SDカードの内部ストレージ化は BLUEDOT社が正式にサポートしているわけではないので、設定作業や内部ストレージ化に関連するトラブルについては自己責任での対応をお願いします。
参考:
"Android Studioをインストールしなくても ADBコマンドは利用できますよ"
http://backy0175.at.webry.info/201708/article_3.html
"マイクロSDカードをスマホの内部ストレージにする方法の備忘録 - 考える時間"
http://www.kangaerujikan.com/entry/2016/11/27/145026
【追記】 2017/10/05
いろいろやってみて判ったことの追記です。
まず、SDカードを内部ストレージ化すると、SDカード側へのアプリの移動が可能になりました。(設定 → アプリ → 個々のアプリの画面から)
しかし、正常にインストールできるものの起動できないアプリがあることも判りました。(アプリを本体側に置いても SD側に置いても起動しない)
SDカードのスピードが遅いせいかと思って UHS-I (48MB/s)のSDカードから UHS-I(U3) (90MB/s)のSDカードに切り替えてみましたが、今度は SDカードの内部ストレージ部分の認識が不安定になりました。
なので、UHS-I(U3)については本体と相性が悪いと思います。
ということで、現時点では本体のストレージに余裕があるので、SDカードの内部ストレージ化は止めて標準の状態で BNT-791W(2GB)を利用することにしました。
以上、人柱としてみなさんの参考になれば幸いです。
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