交通事故の後遺障害(後遺症)認定についての覚書

交通事故紛争処理センターで「示談斡旋中」交通事故の損害賠償に関する参考図書の続きで、後遺障害(後遺症)についての覚書です。

交通事故の後遺障害(後遺症)は事故から6ヶ月が過ぎると申請できるようになっています。
加害者側の保険会社がなんやかやと理由をつけて6ヶ月までに示談をすませようとしますが、怪我の治癒状態をよく考えて示談してください。

もし後遺障害(後遺症)が残りそうなら怪我の治療は頑張りすぎない方がよいです。
というのも、後遺障害(後遺症)の認定基準が決まってまして、治療を頑張りすぎてほんのわずかでもその基準をクリアできなければ(良くなっていれば)後遺障害(後遺症)を認めてもらえません。 ← ここがポイント
治療期間は傷害部分の慰謝料に関係してくるので、なるべく長く治療したいところですが後遺障害(後遺症)認定のことも考えてそこそこのところで治療を切り上げてください。

お医者さんはあまり後遺障害(後遺症)認定について興味がありません。
後遺障害(後遺症)認定について自分で勉強して、後遺障害(後遺症)を認めてもらえるような検査をお願いしてから後遺障害診断書を書いてもらいましょう。

後遺障害認定は自分で被害者請求しましょう。
加害者側の保険会社が「面倒だからうちでやってあげますよ」というおためごかしとか「弁護士さんとか行政書士さんを使わないと面倒(無理)ですよ」というでまかせを言って加害者側でやろうとします。
でも、後遺障害(後遺症)が認められれば後遺障害の慰謝料は簡単に100万円を超えますので、少々手間でも自分でやりましょう。(後遺障害診断書をお医者さんに書いてもらってレントゲン写真と一緒に加害者側の自賠責保険会社に送るだけなので自分でやってもとっても簡単ですよ)
後遺障害診断書の原紙は自賠責保険の会社に言えばすぐに送ってくれますし、後遺障害認定に必要なレントゲン写真(もしくはレントゲン画像の入ったCD-ROM)などの複製費用も加害者に請求できます。
レントゲン写真などは大きいので宅配便で送ることになりますが、送料は自賠責保険会社が負担してくれます。(自賠責保険会社に一言確認しておくといいでしょう)

後遺障害(後遺症)の認定基準は

に詳しく書かれています。

でも、↑この本は専門的なので、まずはこちらの本を読んでみるといいでしょう。



2013年10月16日 追記
上記の本が部位ごとに分轄されて入手しやすくなっていました。




後遺障害の労働能力喪失期間はこちらの本が参考になると思います。
特に「むち打ち症ではない12級、14級」の労働能力喪失期間が掲載されているのでものすごくバッキーの助けになりました。(むち打ち症の12級、14級の労働能力喪失期間はあちこちでみかけるのですが、むち打ち症以外の12級、14級の労働能力喪失期間はほどんと見つかりませんでした)


あと、後遺障害(後遺症)による労働能力喪失率と喪失期間の判例がこの本で紹介されています。
部位・後遺障害等級などで分類されているので訴訟(裁判)になったときのひとつの目安になると思いますよ。


これらの本は図書館に蔵書されていて借り出し可能ですが、借りるのに時間がかかる場合や手元に持っておきたい場合は、書籍名をクリックしてください、Amazonの書籍ページを開くことができます。



それでは、みなさまご安全に


[2013/10/16 追記]
交通事故後遺障害診断書に関する書籍を追加しました。

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